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DIYで木部を塗装する方法:準備と手順を解説!

各所塗装の準備~進め方

木部の塗装は、DIY初心者でも比較的挑戦しやすい作業です。ただし、木の特性に合わせた準備をしっかり行うことが、仕上がりの美しさや耐久性を左右します。このブログでは、木部塗装を成功させるための基本的な準備と手順をわかりやすく解説します。


まずは塗装に必要な道具を準備しましょう。以下が基本のリストです

  • サンドペーパー、マジックロン(粗目・中目・細目):木の表面を滑らかにするため。
  • 木部用プライマー(下地材):塗料の密着性を高める。
  • 木部用塗料:水性塗料や油性塗料、ステインなど用途に応じて選択。
  • 刷毛やローラー:塗装面積や仕上げの好みに合わせて使い分け。
  • ウエスやタオルラスター:表面の埃や汚れを拭き取るため。
  • 養生テープやマスカー、シートなど:塗らない部分を保護するため。
  • 手袋とマスク :安全対策。

下準備:塗装の仕上がりを左右する重要なステップ

(1)汚れや埃を除去する

塗装前に、木部の表面をきれいにします。未塗装品ステイン、クリヤーなどで仕上げる場合手垢などの汚れもそのまま残ってしまいますので場合によって中性洗剤などで綺麗にし乾燥させてから次の工程に進みましょう。

元職人
元職人

職人の独り言!未塗装品のちょっとした汚れ落としには濡らしてしまうと乾燥に時間がかかるので消しゴムなども使いましたね~

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(2)サンディング(研磨)を行う

木部の表面をサンドペーパーで研磨し、滑らかに整えます。

  • 粗目:傷や凹凸を削り取る。
  • 中目:全体を均一に整える。
  • 細目:塗料が密着しやすくなるよう仕上げる。
元職人
元職人

ポイント!旧塗膜が酷い場合はマジックロンと言う研磨材、皮スキである程度旧塗膜を落としてからペーパーで整えるとよいですね!内部なら#300程度、外部なら#180程度のペーパーで塗装面を整えてから塗ってくださいね (^^)/

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(3)プライマー(下地材)を塗る

木部用プライマーを塗布すると、塗料が均一に塗れるだけでなく、耐久性も向上します。プライマーを薄く均一に塗り、乾燥させます。木地を生かした塗装(木目)を残したい場合はプライマーの塗布はいりません。

元職人
元職人

ポイント!プライマー下塗剤は仕上げる色によって使い分けると良いですね!黒に仕上げるために白い下塗剤を塗ってしまうと下塗が透けて何回も上塗りをしないと綺麗に仕上がりません!なるべく仕上がりの色に近い色の材料を選ぶとよいですよ!


塗装作業の手順

(1)塗料を選ぶ

  • 水性塗料:匂いが少なく乾きが早い。初心者向け。(シンナーなど使用しないので初心者の方には扱いやすさやコスト的にもオススメです)
  • 油性塗料:耐久性が高く、艶のある仕上がりが特徴。(2液型など高機能の塗料も多いですが初心者の方には硬化剤やシンナーの使用など扱いにくい点があります)
  • ステイン系塗料:木目を生かした仕上げに最適。(仕上げ方法も内外用途によりいろいろあります)
元職人
元職人

職人の独り言!現在は水性塗料も高機能のものが多く一般住宅の塗替えには大半が水性塗料が選ばれています。油性、溶剤系の塗料は臭いがキツイのも理由の一つですね!

(2)塗装を始める

  • 1回目の塗装:刷毛やローラーで薄く均一に塗布。木目に沿って塗ると美しく仕上がります。
  • 乾燥させる:塗料の説明書に従い、十分な乾燥時間を確保。
  • 2回目の塗装:1回目が乾燥した後に重ね塗りを行います。
元職人
元職人

ポイント!刷毛塗りでは対象が横長の場合右利きの人は右から左に塗り進めます、進む幅(50cm前後)の中心から塗り始め左右に均一に塗り広げます最後は右側にはらう感じで♪左利きの方はその逆ですね対象が縦長の場合基本上から下に塗り進め塗継ぎの部分は下から上にはらう感じで♪

今は様々なサイズのローラーが出ていますのでローラーの使用できない細部以外はローラーで塗装する事をオススメします!

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仕上げと確認

塗料が完全に乾燥したら、塗りムラがないか確認し、必要に応じて軽く研磨して仕上げます。その後、養生テープやシートを剥がして作業完了です。

元職人
元職人

ポイント!中塗り完了の時点で塗装面にゴミや刷毛の毛、ローラーの毛などが付着しているので#300~の空研ぎペーパーで軽く研磨して塗装面を綺麗にしてから仕上げましょう♪


注意点とコツ

  1. 通気性の良い場所で作業する
    塗料の匂いや有害物質を避けるため、換気の良い環境で作業を行いましょう。
  2. 天候を考慮する
    湿度が高すぎると乾燥に時間がかかるため、晴天の日を選んで作業するとスムーズです。風の強い日も避けた方が良いですね!

木部の塗装は、準備をしっかり行えば初心者でも美しく仕上げることができます。DIYでお気に入りの家具や家の木部をリフレッシュしてみませんか?質問があれば、ぜひお問い合わせください!


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