DIYで鉄部を塗装する方法:準備から仕上げまでのステップ
鉄部の塗装は、DIYでも比較的簡単に挑戦できる作業の一つです。ただし、しっかりと準備をしないと、塗膜が剥がれたり、錆が再発したりすることも。ここでは、鉄部を塗装する際の基本的な手順と準備について解説します。
必要な道具を揃える
まずは作業に必要な道具を準備しましょう。以下が基本的なリストです:
- サンドペーパー(粗目・中目・細目):表面の錆や古い塗装を落とすため。
- ワイヤーブラシ:頑固な錆を除去するのに便利。
- 錆止め塗料(プライマー):鉄部に必須の下地材。
- 鉄部用塗料:目的に合った仕上げ用の塗料を選ぶ(油性または水性)。
- 刷毛またはローラー:塗装面積に応じて使い分け。
- 養生シートやマスキングテープ:周囲を汚さないよう保護。
- ウエスやタオル:汚れや油分を拭き取るため。
- 手袋とマスク:安全対策として必須。
下準備:塗装の仕上がりを左右する重要な工程
(1)汚れや油分を除去する
鉄部には油汚れや埃が付着していることが多いため、中性洗剤を使って綺麗に拭き取り、完全に乾燥させます。
(2)錆や古い塗料を削る
錆がある場合は、ワイヤーブラシやサンドペーパーでしっかり除去しましょう。この工程を省くと、塗装後に錆が再発する可能性があります。
ポイント!錆が酷い場合は電動工具サンダーなどを用いてしっかり錆を落としましょう!
(3)表面を整える
全体をサンドペーパーで軽く研磨し、塗料が密着しやすい状態にします。その後、ラスターなどで粉塵を拭き取ります。
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錆止め塗料を塗る
錆止め塗料(プライマー)は鉄部塗装の最も重要な工程です。塗料が密着しやすくなり、錆の発生を防ぎます。
- 塗り方:刷毛やローラーを使い、薄く均一に塗布します。
- 乾燥時間:メーカー指定の乾燥時間を守ることが大切です。
ポイント!プライマー錆止めは仕上げる色によって使い分けると良いですね!黒に仕上げるために白い錆止めを塗ってしまうと錆止めが透けて何回も上塗りをしないと綺麗に仕上がりません!なるべく仕上がりの色に近い色の材料を選ぶとよいですよ!刷毛塗りでは対象が横長の場合右利きの人は右から左に塗り進めます、進む幅(50cm前後)の中心から塗り始め左右に均一に塗り広げます最後は右側にはらう感じで♪左利きの方はその逆ですね対象が縦長の場合基本上から下に塗り進め塗継ぎの部分は下から上にはらう感じで♪今は様々なサイズのローラーが出ていますのでローラーの使用できない細部以外はローラーで塗装する事をオススメします!
仕上げ塗料を塗る
錆止め塗料が乾いたら、仕上げ塗料を塗布します。鉄部用塗料ですが屋外では耐久性の高い油性塗料がオススメですが屋内など臭いのこもる場所では水性塗料をオススメします!
いろいろなセット商品がありますが、水性塗料を使用する際はこちらのセットがオススメです! |
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(1)塗り方
- 1回目:薄く均一に塗ります(刷毛の跡が残らないように注意なるべくローラーを使用すると良いですよ!)。
- 2回目:1回目が完全に乾いた後、重ね塗りをします。これで耐久性、美観がアップします♪
(2)ポイント
- 塗料の説明書をよく読み、適切な希釈や乾燥時間を守りましょう。
- 隅や細かい部分は小さめの刷毛を使うと綺麗に仕上がります。
5. 仕上げと確認
塗料が完全に乾燥したら、マスキングを剥がし、仕上がりを確認します。触ってみてべたつきがなければ作業完了です!
注意点とアドバイス
- 塗装作業は晴れた日に行い、湿度が高すぎない環境で作業しましょう。
- 初めての場合は、小さな面積から試してみるのも良いですね(^^♪
DIYで鉄部の塗装をすることで、費用を抑えつつ自分の手で綺麗に仕上げる達成感が得られます。ぜひ挑戦してみてください!質問があれば、いつでもお問い合わせくださいね。