外壁塗装は、大きなコストがかかるリフォームの一つです。しかし、DIYで行うことで費用を抑えつつ、自分のペースで家を美しくリフレッシュすることができます。ここでは、DIY外壁塗装の基本的な手順と準備についてわかりやすく解説します。
必要な道具を揃える
まずは作業に必要な道具を準備しましょう。以下が基本的なリストです!
【道具】
- 高圧洗浄機:外壁の汚れやカビをしっかり落とす。(購入するにはなかなか高額ですのでリースなどがオススメですよ(^^)/)
- 皮スキ:剥がれた旧塗膜や汚れを削るため。
- 養生シートやマスキングテープ:窓や植栽、地面など塗料付着を防ぐ。
- 足場と安全装備:外壁の高所作業には足場が必要。ヘルメットやハーネスも用意。
- 下地補修調整材:コーキングやパテ、モルタルなど割れや欠損部の補修。
- 外壁用下地材(シーラーやプライマー):塗料を密着させるために重要。
- 外壁用塗料:耐候性や仕上がりを考慮して選択(ウレタン、シリコン、フッ素など)etc
- 刷毛やローラー:塗る範囲や場所に応じて使い分け。
【その他】
- 軍手やゴム手袋:安全対策と作業性の向上。
- 作業服:塗料が付いても良い服を着用!
外壁の下準備
(1)汚れやカビを除去
- 高圧洗浄機を使って外壁全体を洗浄します。
- 頑固な汚れやカビがある場合は、カビ取り剤を使用してしっかり落とします。
ポイント:洗浄後は、完全に乾燥するまで1~2日待ちましょう。
(2)剥がれた塗膜やひび割れの補修
- 皮スキなどで浮いたり割れたりした塗膜を削り取り、ひび割れ部分にはコーキング材を使って補修します。
- 大きな凹凸がある場合は、パテやモルタル外壁の材質により使い分け仕上がりをイメージし滑らかにします。
(3)養生を行う
- 窓やドア、地面、植栽など塗料が付いたらいけない場所を養生シートやマスキングテープ、ガムテープ、マスカーで保護します。
- 養生がしっかりできていると、作業がスムーズで仕上がりも綺麗になります。
下地材を塗る
下地材(シーラーやプライマー)は塗料をしっかり密着させ、仕上がりを良くするために必須です。壁の材質や状態により下地材の選択をします。
- 塗り方:刷毛やローラーを使い、外壁全体に均一に塗布します。
- 乾燥時間:下地材が乾燥するまで待つ(メーカーの指示に従う)。
塗装作業
(1)1回目の塗装(下塗り)
- 塗料を適切に希釈し、ローラーで均一に塗ります。水性のものがオススメです。
- 細かい部分や角は刷毛を使って丁寧に塗りましょう。
元職人
ポイント!右から左に塗り進めていきますローラーは進む方に少し力を入れると良いですよ!
(2)2回目の塗装(中塗り)
- 1回目が完全に乾燥したら、重ね塗りを行います。中塗りで色のムラを整え、耐久性を高めます。
(3)3回目の塗装(上塗り)
- 最後に仕上げの塗装を行います。薄く均一に塗り、見栄えと耐久性を確保します。
仕上げと確認
塗料が完全に乾燥したら、養生テープやシートを取り除き、仕上がりを確認します。塗りムラや塗り残しがないか最終チェックを行い、必要に応じて手直しをします。
注意点とアドバイス
- 安全第一
高所作業では必ずヘルメットや安全帯を着用してください。(プロでも落下する事があります細心の注意を払いましょう(;^ω^) - 天候に注意
晴れた日を選び、湿度が高い日や、風の強い日は避けましょう。 - 塗料の選び方
外壁材や気候に合った塗料を選ぶことが大切です。耐久性やメンテナンス性も考慮しましょう。
DIY外壁塗装は、初めての方でも準備をしっかり行えば挑戦できる作業です。費用を抑えながら、大切な我が家を守るためにぜひトライしてみてください!質問があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。