中には現場の職人さん知らない「暗号」のような専門用語もあるんです!
塗装の世界では、独特の用語や略語がたくさん使われています。初心者やDIY愛好家が知っておくべき便利なものから、職人さん同士で使われる隠語的な表現まで、わかりやすく解説します!
都度思い出したら追加更新します!(現場を離れて長いもので・・・(;^ω^)
基本的な塗装用語
下塗り(したぬり)
塗装の一番最初に行う工程で、下地を整えたり、仕上げ塗料の密着を良くするために塗る塗料。下塗りには、材質や状態により様々な塗料(下地剤)を使用します。
中塗り(なかぬり)
下塗りと上塗りの間に行う塗装工程。塗膜の厚みを出し、仕上げ塗りの発色を均一にする役割がある。
上塗り(うわぬり)
最後に塗る仕上げ用の塗料。見た目の美しさや耐久性を決める重要な工程。
プライマー
塗料の密着性を高めるために使用される下地材。
シーラー
下地材の一種で、表面の吸い込みを抑え、塗料を均一に塗るために使用する。密着性もたかめます。。
フィラー
下地の凹凸を埋めるために使用される下地材。特に外壁のひび割れや凹みを補修する際に使う。
塗膜(とまく)
塗料が乾燥した後に形成される塗料の層。耐久性や防水性、美観を保つ役割を果たす。
艶(つや)
塗料の仕上がりの光沢の度合いを指す。主に以下の種類がある:
- 艶有り:ピカピカとした光沢感のある仕上がり。
- 半艶(はんつや):控えめな光沢感。
- 艶消し:マットな仕上がり。
希釈(きしゃく)
塗料を薄める作業のこと。水性塗料は水、油性塗料は専用のシンナーを使って希釈する。
刷毛(はけ)
細かい部分や隅を塗るのに適した塗装道具。大きさや素材によって用途が異なる。
ローラー
広い面積を効率的に塗装するための道具。仕上げの質感や用途によって、スポンジタイプや毛足の長さが異なるものなど、現在は本当にたくさんの種類のローラーが出ていますね、刷毛を使わなくても塗れてしまう程いろいろな部位に使える形状や毛足の長さのものまでありますね!上手に選択して使い分けましょう(^▽^)/
養生(ようじょう)
塗装する部分以外を保護する作業や材料のこと。マスキングテープやシートを使って周囲を覆う。養生材にも種類があります塗装部位などにより使い分けると良いですね(^▽^)/
乾燥時間
塗料が完全に固まるまでの時間。メーカーの指示を守ることで、塗膜の性能を最大限に発揮できます!
耐候性(たいこうせい)
塗料が雨、紫外線、風などの自然環境に耐えられる性質。外壁や屋根用の塗料選びで重要です!
剥離(はくり)
塗膜が剥がれること。原因はいろいろありますが主に下地処理不足や塗料の密着性が低い場合に発生します!
塗料の種類
塗装で使用される塗料の種類。代表的なもの
- 水性塗料:匂いが少なく扱いやすい。現在は高機能塗料もたくさんでていますね!
- アクリル塗料:安価で施工しやすいが耐久性は低め。
- ウレタン塗料:やや耐久性に劣る。
- シリコン塗料:耐久性とコストのバランスが良い。
- フッ素塗料:耐久性が高く、高価。
塗り重ね乾燥時間
1回目の塗装後に、次の層を塗るまでに必要な乾燥時間。これを守らないと、仕上がりに影響が出る。
ツートーン仕上げ
外壁や部屋を2色で塗り分けるデザインのこと。アクセントカラーを使って印象的な仕上がりにする。
施工面積
塗料の必要量を計算するための基準となる塗装面の広さ。メーカーの目安を参考にする。
ピンコロ
あまり良くない言葉です現場などでは一回塗の事を言います。現場での会話、指示に使われます。現場でこの言葉が聞こえたら要注意ですね、一回塗で仕上げと伝えている可能性が高いです(;’∀’)
りゃんこ
主に現場では二回塗りの事を言います!
チョーキング現象
塗膜が劣化し、粉状の物質が表面に現れる現象。手で触れるとてがしろくなります。
塗装に取り組む際は、これらの用語を理解しておくとスムーズに進められます。またやむを得ず業者さんに依頼した際でも耳をたてて、お役立てください(^▽^)/さらに詳しい説明や具体例が必要であれば、お気軽にお尋ねください!